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(2021/11/26 追記)

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催眠術入門――自分と他人の心を自在にあやつる心理術
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生き方・教養
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自己催眠法は、座禅の修養法にも似ている

『催眠術入門――自分と他人の心を自在にあやつる心理術』
[著]多湖輝 [発行]ゴマブックス


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 他者催眠から自己催眠への流れ



 この章では、催眠誘導の準備からはじまって、催眠誘導のウォーミングアップを兼ねた被暗示性テスト、誘導法、深化法、そして覚醒法までの催眠誘導の技法を、できる限り一般的なやり方にしぼって紹介してきました。これまでお話ししてきた誘導技法は、すべて他人に誘導されて催眠状態にはいる、「他者催眠」による技法です。ここで最後に、「自己催眠」による技法にふれておきます。


 自己催眠による技法―自己催眠法とは、自分で自分に暗示を与えることにより、催眠状態にはいる方法です。かつては、催眠法といえば、他者催眠法を指していたと言ってもまちがいないくらいでしたが、いまは催眠の効用・応用の可能性を追求するなかから、自己催眠法の流れが生まれてきました。


 やや専門的な話になりますが、カウンセリングや精神療法には大きくわけて、来談者や患者に対して忠告や説得を与えて、積極的に働きかける「指示的方法」と、それを与えない「非指示的方法」の二つがあります。そして、ケースにもよるのですが、一般には、相手が自分で障害や悩みを克服していくように、相手の内発性をうながしていく非指示的なやり方のほうが、よりカウンセリングや治療の効果があるとされています。


 ところで、暗示、そのなかでもとくに催眠を使った療法などは、誘導者が患者を催眠状態に導いておいて、さらに催眠暗示によって、あるときは、心の状態を他の方向へ導いたり、あるいは、無意識状態で何かを疑似体験させたりする、というように、「指示的な方法」のそれもかなり極端なやり方と言えます。

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