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心の疲れをとる安らぎのススメ
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雑学
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1 活力をみなぎらせて滅入った気分を吹きとばそう▼たとえば、朝早く起きて東に向かって歩いてみる――

『心の疲れをとる安らぎのススメ』
[編]夢プロジェクト [発行] 河出書房新社


読了目安時間:21分
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朝早く起きて東に向かって歩いてみる


 歩く、といってもただ歩くだけでは面白くない。

 日曜日。なるべく朝早く起きて……東に向かって歩く。なぜ東なのか。

 東は、太陽が昇る方角だ。そして昇ってくる太陽のエネルギーは、地球上のすべての動物、植物にもっとも大きな力となることは、植物の生育ぶりを見てもよくわかる。朝日があたるところにある植物は、昼から()があたるところにある植物よりも、はるかに生育がいい。

 東に向かって歩くと、朝日と正対することになる。朝日には勢いがある。朝日に向かって歩くと、朝日からのエネルギーをふんだんに浴びている気分になる。

 その朝日は止まってはいない。ゆるゆると上昇している。まるで生き物のようだ。正対して歩いていると、朝日と対話できるような感覚になる。
「太陽くん、お早うっ! 元気いいね。何だか昨日はじゅうぶん寝たようだね。日差しが肌に痛いくらいだよ」
「私は毎日、じゅうぶん寝ています。だから毎朝、元気いっぱいに目が覚めて、健康そのものなのさ!」

 まるで小学校の児童劇のセリフのようだが、しかし実際、朝早く起きて東に向かって歩くと、そんな気持ちになる。

 そのうちに、ほどよく疲れてきて深呼吸がしたくなる。
「何だい、もう疲れたのかい?」
「疲れたわけじゃないけど、ちょっとひと休みしたくてね」

 見ると、朝日は木々の緑に光を反射させて、どんどん昇っている。

 それを見ながら、ほんのりと汗ばむ肌をタオルでぬぐって、大きく深呼吸をする。そして木陰でゆっくりと……(すず)むのである。


水平線を見に海へ出かける


 海に行くと、なぜか心がゆったりとして落ち着いた気分になり、活力が()いてくる。そこで、海を見に行く。海に行って、どうするのか。
(1)岩陰に腰を下ろして水平線を見る……水平線は、左右どこまでも延びて一直線だ(当たり前だが)。その水平線を見ていると、本当の海と空を実感できて、とても雄大な気分になる。その水平線上に、ぽつりと浮かぶ小さな船を見つけたりすると、なぜか(なご)やかな気持ちになる。
(2)砂浜をハダシで歩く……足の裏に伝わるひやりとした()れた砂の感触、足の甲に伝わるさらりとした乾いた砂の感触。砂浜をハダシで歩いていると“自然に(かえ)った”思いがして心地よい。
(3)潮風にあたる……潮風の(にお)いは独特だ。それを胸いっぱいに吸い込むと、故郷(ふるさと)に帰ったような(なつ)かしさを感じる。無意識のうちに何億年か前、人間の生命細胞が海に誕生したことを思い出すのである。
(4)海に向かって叫ぶ……面と向かってその人にいえないことでも、海に向かってならいえる。それを叫ぶ。たとえば、恥ずかしくて絶対「好き」といえない相手でも、海に向かってならハッキリとその人の名前をあげて、「好きだあっ!」と心の底から叫ぶことができる。叫ぶと、何だか気持ちが伝わったような気がして、勇気が()いてくる。

 このような楽しみ方のほかに、「のんびりとした春の海」「生き生きとした夏の海」「キラキラと輝く秋の海」「荒々しい冬の海」の四季折々のそれぞれの海を訪ね、海をあなたのテーマパークとする方法もある。


空港で飛行機の発着を見る


 空港に行ってみる。

 そしてそこで飛行機が発着する様子を(なが)めてみる。

 すると、不思議な感慨(かんがい)が湧いてくる。飛行機が単なる物体ではなく、まるで生命を持った生き物のような……そんな感じがしてくる。

 まず最初に、飛行機が滑走路(かっそうろ)に出ていく様子。両手を広げて、ヨタヨタと歩いている感じである。ハッキリいってあまり格好のいいものではない。しかし、離陸体勢に入ったときの飛行機の様子は感動的だ。ジェット機の場合は、滑走ののち、突然、機首を上げて上昇するからあまり(おもむき)はないが、プロペラ機の場合は、そうではない。

 プロペラ機は、滑走路を結構長く走る。
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