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「使用上の注意」がすべてわかる本
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雑学
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御注意4 ちょっとアブない物事の使用上の注意――弾丸には強い防弾チョッキも思わぬ弱点を秘めてます

『「使用上の注意」がすべてわかる本』
[編]暮らしの達人研究班 [発行] 河出書房新社


読了目安時間:29分
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興信所=調査費のトラブルを防止するための注意


 奥さんの浮気調査、婚約者の素行調査……ふつうの人が興信所を利用するのはこんなときだろうが、調査が終わって待ちかまえていたのは、奥さんとのトラブルではなく、興信所とのトラブルだった、なんてことがけっこうある。

 たとえば、ろくな調査もせずに法外な調査料を請求されたとか、当初の見積もりとちがうなど、その多くは料金をめぐるトラブルである。なかには、調査の内容をもとにして恐喝するなどという悪質なケースもあるとか。

 興信所というのは、資格もいらず、それこそ電話機ひとつあれば誰でも開業できる。だから、最初から詐欺目的の、暴力バーのような興信所もあるという。

 以下は、仕事柄、興信所を利用することが多い弁護士が教えてくれた興信所の上手な利用法である。
(1)信用できる興信所をみつけるためには、利用したことのある知人や弁護士などに紹介してもらう
(2)どの程度まで調査してほしいのか、その内容を細かく伝える
(3)トータルの見積もりをだしてもらう
(4)(2)と(3)の内容をもとに、きちんと契約書をつくっておく


黒い車=接触事故を起こさないための注意


 一時期、マイカーの七割は白という時代があった。その反動でか、最近は黒っぽい車が増えてきた。最近人気のメタリック・カラーには、どうしても黒系統の色のほうが似合うからかもしれない。

 黒っぽい車には、なんとなくアダルトな雰囲気がある。黒塗りの車といえば、重役や政治家が乗るハイヤーのような、その重厚なイメージがうけているのだろう。

 しかし、黒っぽい車を運転するときは、ちょっとした注意が必要だ。なぜなら、黒という色は、実際より小さくみえるからだ。碁石でも、黒石が小さくみえるため、白石よりすこし大きくしてあるほどだが、とくに、これだけ白い車が多いと、黒い車はよけい小さくみえてしまうのである。

 小さくみえる黒い車は、それだけ車間距離も詰められやすいし、すれちがうときもこすられやすい。さらに、歩いている人間の目にも小さくみえるから、人身事故の可能性だって高くなる。黒っぽい車は3ナンバーの大型車であることが多いが、それが小型車にみえてしまえば、そりゃ危ないわけだ。

 とくに夕暮れどきには、こうした錯覚が起きやすい。早めにライトをつけて、車の存在をアピールするのが無難だろう。


田舎物件=買い得感の落とし穴にハマらないよう注意


 地価高騰で首都圏のマイホームが買えなくなったからか、それとも都会生活に飽き飽きしたからなのか、このところ、田舎にセカンド・ハウスを構えたり(首都圏の家は賃貸だったりするのだが)、永住を決意したりする人が増えている。

 そんなとき、「ダンナ、いい物件がありますぜ」とささやかれるかどうかは知らないが、いちおう狙ってみていいのが「田舎物件」とよばれる格安の家である。たいてい、廃農した農家などがそれで、敷地五〇〇坪、建坪一〇〇坪(しかも平屋!)なんてのはザラだという。

 それが首都圏の一〇分の一以下の値段だったりするのだから、誰もが飛びつきたくなるのだが、うまい話にはウラがあることも多い。

 最悪なのは「原野商法」で、水道もなければ道路もない場所を、高級別荘地だとごまかして売りつける悪質なものである。これは論外として、それなりの場所にそれなりの家があったとしても、すぐに飛びついてはいけない。

 その道の先達によれば、もっとも重要なのは、周囲の住人の雰囲気だという。つまり、都会からきたよそ者を歓迎してくれるかどうかということ。もし、冷たい住人ばかりだと、それこそ村八分にされかねないのだ。

 また、「大自然の懐に抱かれて生きる」などという甘い考えも捨てたほうがいいという。夏は蚊の襲来に悩まされ、冬は豪雪で毎日雪おろし……。

 自然は、人間にとって過酷なものなのであり、それが嫌だという人は、少々お金がかかっても、○×プリンスホテルでガマンしたほうがいいだろう。


天気予報=一〇〇パーセントは信用できないので注意


 昔、フグを食べるときは「天気予報、天気予報……」ととなえるとよいとされた。そのココロは「当たらない、当たらない……」

 しかし、時代はかわって、現在は、気象衛星をはじめ、気象ロケット、大型コンピュータなど、ハイテクを駆使しての天気予報だ。これなら、もう先の呪文は逆効果になりそうなものだが――これが、やっぱりなかなか当たらないのである。

 たしかに、明日の天気なら、かなりの確率で当たっている。しかし、これが五日先、一週間先となると、当たる確率は五〇パーセントというところか。遊びの予定があるときなど、天気予報が当たって当たり前、ハズれるとガッカリというわけで、楽しみを奪われたり損をしたりした人は、その分だけ悪い印象が記憶に残る。

 だから、われわれとしては、実際以上に天気予報は当たらないものと思ってしまうという、一種の(さが)みたいなものが天気予報にはあるのではあるが。

 しかし、一週間後の天気を当てるのは、いまでもほとんど神業(かみわざ)に近いのだという。

 一週間先の天気は、ヨーロッパあたりにあり、それが偏西風の影響などでゆっくりと東にむかって移動してくる。

 それが過去のデータどおりやってくるのならいいのだが、そのあいだに、南から突然、台風があらわれたりなど、予想もつかないことが起きる。こうなると、予報官としてはお手上げなのだ。
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