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(2021/11/26 追記)

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詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

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雑学
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6 驚いたなあ、これが! 物知り博士も脱帽の新説奇説

『「そんなバカな〜!」話』
[編]びっくりデータ情報部 [発行] 河出書房新社


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売春するサル

「売春は人類最古の職業」なんていうと、フェミニズムの闘士からお叱りを受けそうだが、サルも売春することがわかってから、にわかにこの俗説が注目を集めている。

 サルのなかでも、フリーセックスで有名なのが、ピグミーチンパンジー。「人間は発情期がなく一年中、発情している」といわれるが、それ以上激しいのが、このピグチン。

 オスとメスが顔を合わせると、あいさつするかのようにセックスをはじめ、まるで一日中、乱交パーティーをしているようなもの。

 しかも、オスとメスとのセックスだけでなく、オスどうし、メスどうしでもセックスをする。ホモ、レズ、入り混じっての大乱交なのだ。

 さて、ピグミーチンパンジーの研究をしている学者が、餌場でよく観察していたら、オスのエサを、メスがもらっていた。「これは、愛情表現かな」と思って、よくみていると、そうではないらしい。

 エサをもらうまえに、メスは尻を突きだし、セックスしようと誘い、セックスが終わると、オスがエサを渡していたのだ。

 しかも、そのときのメスの表情は、まったく気が入っていないようで、「早く終わらないかな」という表情をしていたという。これを売春といわずして、なんというわけだ。

 革命が起きようが、戦争中だろうが、売春がなくならないことは歴史が証明しているが、ピグチンの例を知ると、ますます売春は人間社会から消滅しないような気がしてくる。


農業を営むアリ


 もともとアリは働き者。なにしろ、女王アリ以外はほとんど働きアリばかりである。“日本株式会社”も顔負けの勤勉な連中といってもいい。

 しかし、ふつうのアリの仕事は、せいぜい食糧を運び、巣のなかに貯蔵(ちょぞう)する程度のものである。

 だが、アリのなかには、中南米に()むハキリアリのように“農業”を営む種類までいる。

 まず、彼らが用意するのは、その名のとおり、細かくちぎった葉っぱ。ハキリアリは、せっせと巣のなかに葉を積み上げる。

 やがて、積み上げられた葉を栄養分として、その上に担子菌類というキノコの一種が生長する。

 もちろん、働き者のハキリアリは、キノコの生長を自然にまかせない。みずからの分泌液で栽培量の調整をおこなう。

 ハキリアリが分泌するフェロモンに含まれるアミカシンという物質が、キノコの生長を抑制するらしい。

 かくしてハキリアリは、普通のアリのように、毎日毎日食糧をもとめて右往左往することはない。みずから栽培した、新鮮でおいしいキノコがいつでもあるというわけだ。


国宝になったトイレ


 女性客が圧倒的に多い芝居をみにいくと、男子トイレにもオバタリアンたちがズカズカと入りこんでくる。女性用トイレは、確かに混んでいる。

 みな個室だから、当然、ひとつあたりのスペースは広く、全体の数としてすくなくなる。そこからこぼれたオバタリアンたちが、男子トイレの個室めざして突撃してくるのだ。

 気の弱い男性は、その群れをみただけでオシッコがでなくなってしまうようだが、中国にいくと、そんなことでは生きていけなくなる。

 ホテルなど、西洋式建物のトイレなら大丈夫だが、町の公衆トイレだと、大便用でも個室になっていない。ドアがなく、正面から丸みえ。日本や欧米からの観光客は、入るなり、「なにこれ!」と飛びだしてしまう。

 考えてみれば、時間にすれば、ごくわずかしか使わないトイレを、わざわざ個室にするのはぜいたくなのかもしれない。

 日本でも、むかしは個室ではなく、京都に残る、東福寺のトイレは丸みえの中国式で、広い部屋のなかに(つぼ)が五〇個くらいあって、足場として板が渡っているだけ。

 しかし、このトイレ、れっきとした国宝。まさに、珍しい宝といえるだろう。


ウランを食べる生物


 たいていの市町村では、ゴミを「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」に分けて、収集している。しかし、この言葉、厳密にいえばおかしいことに、お気づきだろうか。
「燃えないゴミ」など、本当はこの世に存在しない。ガラスだろうが、カンだろうが、プラスチックだろうが、高温のなかに入れれば、燃えることは燃える(というより、溶ける、というべきかもしれないが)。ただ、そんな高温にして処理するとコストがかかるので、「燃やさない」だけ。いうなれば、「燃やさないゴミ」というべきなのだ。

 そんなへ理屈はさておき、燃えないどころか、まさにどうしようもないゴミが、原子炉からでるゴミ。放射性廃棄物の処理は、その安全性をめぐって深刻だ。

 いまの方法は、コンクリートなどで固めたり、おおったりして、とにかく封じこめて、土のなかに埋めよう、というもの。
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