キャサリン・ゼータ・ジョーンズ
いつの頃からか、女性誌が発祥の地なのか、“クーガー女(草食系年下男子を喰う)”って形容が一人歩きし始めた。ネコ科のオンナは基本的に好きだから、この新語にも全く違和感を感じないね。
このタイプ、最近で言えば「セックス・アンド・ザ・シティ」のキム・キャトラルとか「あなたは私の婿になる」のサンドラ・ブロックあたりが呼び声高いが、個人的には“最強のクーガー女”の称号をキャサリン・ゼータ姐に与えたい。
というのも、彼女の見事な“クーガー女”ぶりがズバリ適役となった「理想の彼氏」があったから。夫の浮気にブチ切れてソッコーで離婚した40歳のシングルマザーが、専業主婦から元のバリバリのキャリアウーマンに戻り、16歳下のイケメン男子をゲット! 彼氏は家事育児に長け、適材適所の新しい理想形クーガー女生活と思いきや、の一席は人生の示唆にも富んで、上できのラブ・コメディとなった。