セクハラ法はよい法律?
今、大企業の社内法でセクハラに関する厳しい法律が次々と成立している傾向にあります。セクハラホットラインなどを設置し、セクハラを受けたら申告するように定めている会社もあります。当然その罰則もあるわけで、クビにならないにしても、セクハラで訴えられれば、上司からきついお目玉を食らうことは間違いないでしょう。
たいていの女性はこれで仕事がしやすくなったと喜んでいるはずです。確かに仕事は能率的になるでしょうし、上司がデートを誘ってきて、それを断ったら待遇が悪くなったというようなことも少なくなるでしょう。性的いやがらせにストレスを感じ、退社ということも少なくなるはずです。しかし、このセクハラ規制には決定的な短所もあるのです。それは不倫を促進してしまうということです。その理由を言う前に、特権というものを考えることにします。
特権とは?
日本は昔から特権社会でした。特権とはある人にだけ許される法律や道徳観念を破ってもかまわないという自由権利のことを意味します。