『タモリ学 タモリにとってタモリとは何か?』
[著]戸部田誠(てれびのスキマ)
[発行]イースト・プレス
笑福亭鶴瓶にとってタモリは、「テレビの師匠」だという。
鶴瓶が本格的に東京に進出したのは35歳の時。関西系の人気タレントが活動の場を東京に移すのは、当時はまだ珍しかったし、成功例も少なかった。
当時『いいとも』のプロデューサーだった横澤彪も、この東京進出は早々に失敗すると予見。しかしその失敗したタイミングで『いいとも』に起用しようと、タモリに持ちかけていた。