『タモリ学 タモリにとってタモリとは何か?』
[著]戸部田誠(てれびのスキマ)
[発行]イースト・プレス
タモリが「森田を呼ぶ会」によって上京し、彼らの前で初めて芸を披露した時も、まず自分の持ちネタを5つほどやった後、すぐに筒井康隆たちからのリクエスト大会になった。
「中国製のターザン映画」「宇宙飛行士になった大河内傳次郎が、宇宙船の中で空気漏れに苦しんでいるのを韓国語で」「日本製のウィスキーを、これは悪しき飲み物であると説教しながら飲み始めた中国人が、やがてこんなすばらしいものはないと言い始める」などなどムダに細かい設定を与えられた。