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タモリ学 タモリにとってタモリとは何か?
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エンタメ
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デビューは「インチキ牧師」

『タモリ学 タモリにとってタモリとは何か?』
[著]戸部田誠(てれびのスキマ) [発行]イースト・プレス


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 黒柳徹子の『徹子の部屋』(テレビ朝日)、毎年その最後の回にタモリがゲストとして迎えられるのは、もはや歳末の風物詩となっている。2013年1227日の放送で37回を数えた番組最多出演者であるタモリだが、初登場時は「森田一義」名義だったという。なぜならタモリは当時、まだ一介の素人だったからである。


 『徹子の部屋』に招かれるのは実績ある芸能人や文化人、スポーツ選手その他という不文律があると思われるが、当時はまだいい意味でのゆるさがあったのだろうか。タモリは振り返って笑う。



 「あり得ないでしょ? 『徹子の部屋』に普通の面白いおやじが出るって事は、考えられないでしょ」[1]



 そのきっかけは黒柳徹子がたまたま見ていた『土曜ショー』(NET・現テレビ朝日)という昼の生ワイド番組だった。75年8月30日、同番組で放送された夏休み特集「マンガ大行進! 赤塚不二夫ショー」内の「漫画ができるまで」という企画で、素人だったタモリ=森田一義が、インチキ牧師として登場したのだ。


 黒柳はその面白さに驚き、赤塚に直接電話をして、すぐに『徹子の部屋』への出演が決まった。


 しかし、まだ今後も芸能界で仕事をするかどうかも決めておらず、ゆえに芸名も無く、本名の「森田一義」での登場となったのだ。それがタモリ、2回目のテレビ出演だったといわれている(以上のような初出演の経緯は、番組内でも黒柳徹子、タモリ両名によって繰り返し語られているが、実際は、タモリが『徹子の部屋』に初出演したのが77年8月11日、タモリが初めてテレビに登場したのは75年8月。翌年にはすでにレギュラー番組を持っており、『徹子の部屋』がテレビ2回目の出演というのには疑問が残る。ちなみにタモリがデビューした75年には『徹子の部屋』は始まってもいない。しかしいずれにせよ、77年当時のタモリは『徹子の部屋』に出演するようなメジャーな存在ではなく、素人同然のカルト芸人だったことは確かだ)。


 現在では毎年、『いいとも』年末特大号のオープニングで見ることができるタモリのインチキ牧師。それはもともと、やはり赤塚不二夫らの「今度飲みに行く店には牧師で行け」というリクエストから生まれた即興芸だった。


 なぜそれをたやすくやってのけたのか──事はタモリの中学生時代まで遡る。


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