『タモリ学 タモリにとってタモリとは何か?』
[著]戸部田誠(てれびのスキマ)
[発行]イースト・プレス
「あまり他人のことっていうのは興味ないですね(笑)」[10]
「僕ね、人間関係をうまくやろうとか、気を遣って何かやるのはめんどくさいんです」[3]
などと言うが、タモリがもっとも気を遣っているのは他者との距離感だ。学生時代から親戚や友人の家に居候し居候人生を送ってきたタモリ。赤塚不二夫邸に居候し、テレビに居候するように出続けてきたタモリは現在、自宅に3人の居候を住まわせているという。