『タモリ学 タモリにとってタモリとは何か?』
[著]戸部田誠(てれびのスキマ)
[発行]イースト・プレス
生涯でいまだに「告白されたことなんて一度もない」[5]というタモリ。ではただ単に女性からのアプローチを待つだけで、手をこまねいていたかというと、そうでもないようだ。
女性にモテなくて悩んでいたある若い男がいた。さまざまな面白い話で大いに盛り上げ楽しませているにもかかわらず、結局「いい人」止まりで終わってしまう。タモリはその男に「とにかく相手にしゃべらせろ。