『タモリ学 タモリにとってタモリとは何か?』
[著]戸部田誠(てれびのスキマ)
[発行]イースト・プレス
タモリは80年頃にこう語っている。
「いちばん安易に肉体や精神を支配できるのがセックスじゃないかとおもう。ずっと女が無類に好きでやっててある時期、なにが好きかっていうと人格無視してそのものが好きなわけです」[2]
であるのならば、相手が女である必要もないのではないかとまで、タモリは思考を突き詰めた。赤塚不二夫とのホモチャレンジもその実践だったのだろう。