『タモリ学 タモリにとってタモリとは何か?』
[著]戸部田誠(てれびのスキマ)
[発行]イースト・プレス
タモリの育ての親である祖父は、お湯を沸かすくらいしか家事ができない人だった。祖母はそれに懲りて「これからの男は、絶対料理ができないとダメだ」と思い、タモリを小学校の頃から台所に立たせたという。タモリが料理を得意とするのはそのためだ。「料理を作りながら『これを煮てる間に、今使ったフライパンを洗えば、ちょうどいい時間だ』なんて考えて」段取りよく調理していく[4]。