『タモリ学 タモリにとってタモリとは何か?』
[著]戸部田誠(てれびのスキマ)
[発行]イースト・プレス
昔、タモリとある冴えない男が酒席を共にしていた。周りがどんちゃん騒ぎをしている中、彼はほとんどしゃべらない。それを見ていたタモリは「アンタ、根が暗そうだけど、ここで、オマンコって叫んでみない?」と持ちかけた。当然、男は怪訝な顔をしてタモリを無視して飲み続ける。無視されるとタモリも逆に面白くなって「言ってごらん、ここで。言ってごらん、大きな声でオマンコって」と煽り立てた。