自分と同じしぐさは好意のサインって本当?
テーブルで向き合って座ったカップルの会話が盛り上がっている時、よく注意して見ると無意識に2人が同じ動作をしていることがある。
男性がイスにもたれかかると女性も同じ姿勢になり、女性がおしぼりに手を添えると男性も手を拭き始めたりという具合で、他の人から見るとまるでどちらかが意識して真似しているようにも見える。
しかしこれは心理学で「姿勢反響」といわれる人間の行動で、2人が共感する話題で盛り上がり気持ちが高揚した時に起こるものであり、もちろん当人同士は気付いていない無意識の動作なのだ。
だから会話がはずんでいる時、相手の女性が自分と同じような動作をしたら、おそらく彼女はあなたに特別な好意をもってくれているにちがいない。
そう考えると、話題に乏しく女性との会話が少し苦手という男性でも、相手の話に相槌をうちながらタイミングよく彼女のしぐさを真似するだけで「なんとなく気が合う人」と思われる可能性が高いというわけだ。
最初に着ている服をほめる心理の読み方
待ち合わせていた彼女と会った時、男性が開口一番に「あれ、その服どうしたの? かわいいね。すっごく似合うよ」と着ている服をほめたら、今日の彼はあまりデートに乗り気ではないのかもしれない。
そもそも好きな人と会うのに気分が盛り上がっている時は、特に頭で考えなくても次から次へと話題があふれ相手との会話に夢中になってしまうものである。
それなのに、相手に会ったとたんまず服装をほめてしまうのは、とりあえず目に見えたものを口にして会話の突破口を開きたいという気持ちの表れであり「ほめる」というポジティブな行為によって無意識に自分の気持ちを盛り上げようとしているとも言える。
いくら相思相愛の恋人同士でも、毎日のように会っていたら時にはあまり気分がのらない日もあるだろう。もし相手がいきなり服や髪型などをほめてきても軽く聞き流して深追いせず、2人が楽しめるような話題を心がけるようにしよう。
ただ、女性がいつもの雰囲気と明らかに違うような服装や髪型だった場合、タイミングよくほめてあげないと女性の気分を害してしまうので気をつけたい。それも「今日はなんだか華やかな感じだね」など、さりげなく変化を指摘するのがポイントだ。
相手がホンネをポロリともらす「タッチング」とは?
恋人期間が長くなり相手からの連絡が途絶えがちになると「もしかして浮気してるのかも?」と疑心暗鬼になることがある。
浮気の決定的な証拠はないけれどもしかしたら他に好きな人がいるのかもしれない、と思ったら、相手の肩に軽く触れながら優しく問いかけてみよう。意外とすんなり自分のホンネをもらすことがあるからだ。
相手の体に触れる「タッチング」という行為は、お互いの親近感を共有したり相手の関心を引きつけるという心理効果があるので、男女問わず「腹を割って話したい」時に試してみるといい。
ポイントは「優しく触れる」こと。相手の肩を上からバンバンたたくようでは威圧的な気持ちを与えてしまうので、あくまでも優しく二の腕あたりを触れる程度で十分だ。
ただ、実際にタッチングする時に注意したいのが相手との親密度である。目上の人や知り合ったばかりの人になれなれしくすると、かえって逆効果になるので気をつけよう。
合コンで目当ての相手を見つけたらどこに座る?
合コンで気に入った相手を見つけた時、誰もがまずは相手とじっくり話をしたいと思うだろう。その時どこに席を取るかが、恋の行方の重大なキーポイントになってくる。座る場所を間違えたら、まとまる恋もまとまらなくなってしまうから注意が必要だ。
初対面だと、向かい合って座ったほうが自分をアピールできるように思うが、常に相手の視線を感じるため、表面上は楽しそうにつくろっていても、なかなか警戒心が解けない。
かといって、隣同士に座ると会話のたびにいちいち顔を横に向けなければならず、知らず知らずのうちに気を使ってしまう。
親密度がぐんと上がるのはテーブルのコーナーを挟んだ位置。つまり90度の角度で座ればいいのだ。この角度だと相手の視線を直接感じにくく、しかも顔を横に向けなくても話ができる。思わぬ拍子に相手の手に触れるなんていう副産物も待っているかもしれない。
実際に、恋人同士がテーブル席につく時はコーナーを挟んで座ることが多く、この場所が親密な関係を結びやすいことを裏付けている。