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マクドナルド化する世界経済 闇の支配者と「食糧・水資源戦争」のカラクリ
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くらし
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人を「家畜化」するファストフードの魔力

『マクドナルド化する世界経済 闇の支配者と「食糧・水資源戦争」のカラクリ』
[著]ベンジャミン・フルフォード [発行]イースト・プレス


読了目安時間:2分
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 ジャンクフードはおいしい。


 とくに飢えている人にとって、やみつきになる味を持っている。


 序章で紹介したように、人は飢えれば「ヒト」、つまり動物へと戻ってしまう。簡単に理性を失い、本能に支配される。その結果、容易に共食いや食人を行うようになる。


 そうして動物化したヒトにジャンクフードを食べさせると、「人」へと戻すことができる。ジャンクフードは効率のいい栄養補給食というだけでなく、大量生産に向いた食材であり、飢えた人を十分に満たせるからだ。


 一見すれば、いいことのように思える。


 それが罠なのである。


 ジャンクフードを食べたときの「満足感」は、ふだん口にする一般的な食材よりはるかに高い。しかも、いくらでも食べることができる。


 ファストフードの由来となっている「手軽さ」という意味でもそうだが、値段も安いうえ、満腹中枢を狂わせる添加物も多く、消化吸収しやすい(そう体に認識させるだけなのだが)。だからこそ、飢えた経験を持つ人ほどジャンクフードの魅力にはまりやすいのだ。


 いったんジャンクフードの味にはまれば、当然、抜け出せなくなっていく。飢えた経験を持つ人ほどジャンクフードを「貴重な食」と信じて熱烈に支持するようになる。こうして、毎日、毎食、ジャンクフードをむさぼり食うようになっていくわけだ。


 しかし、ジャンクフードの実態は「餌」。いや、家畜用の飼料と言っていい。与えられた餌だけ食べるというのは「家畜」も同然であろう。


 そう。人を「家畜」にするのがジャンクフードの本質なのである。


 ジャンクフードは「文明の味」と言っていい。文明の味はたしかにヒトを「人」にする。だが、同時に人を「家畜」にする味でもあるのだ。


 これがタイトルにつけた「マクドナルド化する世界」の意味である。


 じつは、この構図をまったく理解していないのが日本人であろう。悪口を言っているのではなく、それだけ日本は「食」に恵まれてきた。ある意味で最も幸運な国民なのだ。


 この章では、人間の舌を騙し、脳を(とりこ)にするファストフード、「マクドナルドのハンバーガー」の持つ魔力について紹介していくとしよう。


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