あなたは自分の魂の声に耳を澄ましていますか?
本当に自分が幸せかどうか、ふと考えることがありますよね。
この世の中には、自分より幸せそうな人々の情報があふれています。テレビや雑誌、友人との会話などを通して常に舞い込んでくる他人の成功や幸せを、自分の幸せと比べても意味がないとわかっていながら、ついついそれを基準に、自分の人生を評価してしまうこともあるでしょう。
基本的に幸せとは、「今を感謝して、喜んで生きられること」です。
それを自分がどれだけ感じられるかによって、幸せの度合が決まります。日々のささいな出来事にも喜びを感じられること、ご飯が美味しく食べられること、お友達がいて、家族がいて、平和に生きられること、常に自分を向上させていく希望があることなど、今の自分に与えられている環境や物、可能性、それらのすべてに感謝して、毎日ベストを尽くして生きられれば、申し分なく幸せなはずです。
ところが、そんな幸せがあっても、まだ何か満たされない気持ちになることがあります。それは、自分の魂の声が、「何かが違う」と訴えているのです。今ある自分の生活だけでは何か足りない、本当に求めている幸せにたどり着けない、だから何か新しい目標を定めないといけない、とハッキリ自覚しているのです。ここで魂の声に耳を澄まして、「究極の幸せ」に向かって人生の軌道修正をする必要があります。
自分の幸せに見切りをつけて、「ま、私の幸せなんてこんなもんでしょう」と納得してしまったり、漠然とした不幸を感じながらも、「世の中にはもっと不幸な人がたくさんいるんだから」と、とりあえず自分は幸せということにしてしまってはイケマセン。何か納得できない問題が、自分の中に渦巻いているのです。
ただちに自分の魂に「今自分が求めている究極の幸せ」は何か聞いてみなければいけません。魂の幸せのために、やり残していることを追究するときがきているのです。
私はサイキック・リーディングにより、前世を読めるので、輪廻=リインカネーションを信じています。前世で充分幸せを感じられなかった魂は、過去世で体験した深い苦しみを癒すために、究極の幸せを求めて生まれ変わってきます。
この本では「自分で自分を幸せにする方法」=「自分の魂の声を聞いてそれに従う方法」=「自分が愛する人生を自分で創る方法」について書かせていただきました。「自分で自分を幸せにする」=「自分の魂を満たす」ことです。魂が望む方向に人生をもっていくことが、本当の幸せなのです。自分の魂の声に耳を澄まして、自分の求める幸せが何なのか、それはどこにあるのか、自分の魂に導いてもらわなければいけません。
これからお話しすることは、けっして新しく開発された方法ではありませんが、私たちが充分わかっていながら、なかなか実行できない方法です。「言うのは簡単だけど、なかなか実践できない」=「魂の声は聞こえているけど、なかなか実践できない」ということでもあるのです。そういうことを、この本で再度認識しながら、あなたの人生をより充実したものにしてもらえたら…と思っています。
自分の望む人生を歩むために、今ある自分の状況を変えたいけれどなかなか勇気が出ないとき、自分でも答えがわかっているのに思い通りに行動できないとき、自分の夢を追うことを信じて生きてきたにもかかわらず、いつの間にか本当の自分の気持ちさえもわからなくなってしまったとき、「魂の声」を聞いて、思い通りの人生を生き抜いてください!