人間関係を壊したくないから等の恐怖心によって、お金を貸すのは間違いです。何事においても、恐怖心から決断する答えは間違っていると考えてよいでしょう。
お金は信用のバロメーターです。心の底から信用のおける人や、お金には代えられない価値ある関係の人にお金を貸す場合は、最初から返してなどと言うつもりもなく、お金をあげるくらいのつもりで貸してあげることでしょう。
その他の場合は、金融業者でもない限り、基本的に他人にお金を貸さなければいけない理由などありません。もともとないお金を使おうとする人のほうがどうにかしているのです。ですから、お金を貸した後で、同じく恐怖心から、「返して」と言えないのも間違いです。