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田中角栄 権力の源泉
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政治・社会
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大蔵省から二、三〇〇〇億円引き出し、福田赳夫を一歩リード

『田中角栄 権力の源泉』
[著]大下英治 [発行]イースト・プレス


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 通産大臣に就任した田中角栄には、魔の日米繊維交渉が待ち受けていた。


 昭和四四年一月、アメリカ大統領ニクソンが、選挙中に、繊維産業保護の公約をおこなった。それに基づいて、五月、スタンズ商務長官を日本に派遣、毛・合繊製品の対米輸出規制の協定締結を要請した。これに対して、日本側は、拒否した。

「アメリカ案は自由貿易の精神に反する。被害がなければ規制はない。被害があるならガット(関税・貿易に関する一般協定)にしたがって対応すべきだ」


 が、一一月、沖縄返還交渉のため渡米した佐藤総理とニクソン大統領の首脳会談で、話し合いがおこなわれた。


 昭和四五年に入って、米国側は、日本の毛・合繊製品のうち対米輸出の大部分を占める二八品目について、自主規制の枠を示した。そのほかは対米輸出水準が一定水準に達したとき規制を協議する、トリガー方式という第二次案を出してきた。


 これに対して、日本の繊維業界は、日本繊維産業連盟を発足させて抵抗した。


 翌四六年に入って、アメリカは、初めての貿易赤字を記録した。その原因が、日本のテレビ製品、繊維製品の輸入超過にありとする意見が主流を占め、日本製品が、つまりは日本が、アメリカの槍玉にあげられた。

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