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双葉十三郎WORKS 8 ジャンル別代表作への招待(上)
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エンタメ
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華麗なる大空の戦い/空の映画・戦争篇

『双葉十三郎WORKS 8 ジャンル別代表作への招待(上)』
[著]双葉十三郎 [発行]近代映画社


読了目安時間:10分
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 話題の「地獄の黙示録」(79年)ではヘリコプター部隊の活躍場面が壮観です。そこでこの項は大空の映画・戦争篇。第一次世界大戦から第二次世界大戦、朝鮮戦争、ヴェトナム戦争まで、それぞれわんさとある中から、代表作を探していきましょう。


ヘリ部隊の壮観「地獄の黙示録」



 大空の戦いも時代によって様相が変ってくる、ということを、「地獄の黙示録」を見て痛感させられた。映画全体としての出来ばえはともかく、この映画で西部劇でおなじみの騎兵隊を大空に移しかえたヘリコプター部隊が大挙して出動する場面は、いままでの戦争ヒコーキ映画にはなかった新しい種類の壮観だからである。

 平時民間のヘリコプターは、全篇が空のアクションの「爆発!ジェット・ヘリ500」(75年)を代表に、いろいろな映画に登場しているが、戦争映画でのその活躍が眼立つようになったのはヴェトナム戦争を扱った作品においてである。朝鮮戦争にも負傷者の運搬などの場面にあらわれたことはあるが、ヴェトナム戦争で主役になれたのは、戦場の地理的条件のおかげが第一であろう。ジョン・ウェインの「グリーン・ベレー」(68年)にも登場し、ヴェトナム戦争映画ではいままでのところ最高と言っていい「ディア・ハンター」(78年)では、救援に来た一機のヘリが主役の二人をひろいあげるが一人は川の中へ落ちてしまうという緊迫感のあふれた場面があった。が、ヘリコプターが活躍する場面だけを抜き出してのことなら、やはり「地獄の黙示録」の空の騎兵隊の壮観が代表ということになる。


最初の大空中戦は「つばさ」



 さて振り出しに戻って第一次世界大戦。ハリウッドの空中戦スペクタクルはこの大戦のおかげで流行することが出来たと言えるのだが、その最初の代表作はウィリアム・ウェルマン監督でゲーリー・クーパーがまだ軽い役で出演していた「つばさ」(27年)である。
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