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双葉十三郎WORKS 8 ジャンル別代表作への招待(上)
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エンタメ
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宇宙にSFの夢を求めて/SF篇1

『双葉十三郎WORKS 8 ジャンル別代表作への招待(上)』
[著]双葉十三郎 [発行]近代映画社


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 夏の夜空にまたたく星に、「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」(80年)や「スター・トレック」(79年)の夢をよせて、この項から二項で贈るSF映画代表作は、まず宇宙篇といこう。


宇宙冒険活劇は「スター・ウォーズ」



 まず宇宙関係では最も派手で痛快なスペース・オペラすなわち宇宙冒険活劇からはじめよう。目下のところ、この部門の代表作は御存知「スター・ウォーズ」(77年)である。この映画はみなさんの御記憶にも新しく、あらためて説明するまでもないが、人間が宇宙で愉快痛快なアクションを展開するのはこれが最初ではない。すでに戦前、「超人対火星人」(36年)という連続活劇が作られており、これが古典代表であり「スター・ウォーズ」などの原点であるとも言える。バスター・クラブが演じた主人公フラッシュ・ゴードンはSF宇宙ドラマ史に不朽の名声をとどめ、先年は彼をポルノ・パロディ化した「フレッシュ・ゴードン」(74年)のような一篇まで作られた。フラッシュと恋人がある科学者の発明したロケットでモンゴという怪惑星へ行き、この星を支配する悪い皇帝一味と闘うお話で、獅子人、海底人、鷹人その他が入り乱れ、恋と陰謀と冒険のロマンティク・アクションがくりひろげられる。題材としてはたいへん面白い。が、まだ特殊技術が今日ほど発達していない時代なので「スター・ウォーズ」のような宇宙船による眼も覚めるばかりの戦闘シーンなどはなく、惑星上の場面がほとんど。悪い皇帝一味の風俗が東洋スタイルなど、ヘンテコなところも多かったが、それでもダンゼン面白かった。

 なお、代表作とまではいかないが、宇宙的風俗の興味が大きいという点で、ロジェ・ヴァディム監督の「バーバレラ」(67年)もこの部門に挙げておきたい。
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