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双葉十三郎WORKS 8 ジャンル別代表作への招待(上)
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エンタメ
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地球の未知世界を楽しもう/SF篇2

『双葉十三郎WORKS 8 ジャンル別代表作への招待(上)』
[著]双葉十三郎 [発行]近代映画社


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 前項はSF映画〈宇宙篇〉だったのでこの項は〈地球篇〉といこう。宇宙であばれまわるのは雄大で痛快だし愉快でしょうが、地球の人間世界にだっていろいろオモシロイことがあるんですゾ。


タイム・トラヴェルなら「新・猿の惑星」



 最近公開された「ファイナル・カウントダウン」(80年)を見て、アメリカの空母ニミッツとニッポンのゼロ戦との激戦シーンなんかないのにガッカリした人も多いと思うが、実はないところがタイム・パラドックスを回避したタイム・トラヴェル映画としてうまいのである。

 タイム・トラヴェルつまり時間を旅して未来や過去に行くSFは二種類に大別出来る。一つは人工的な方法、人間が作ったタイム・マシンを使う場合で、古典的な代表はH・G・ウェルズの小説にもとづく「タイム・マシン」(60年)である。が、この一篇はせっかく出かけて行った未来の世界が面白くない。結局、いままでのところ、このジャンルではテレビ・シリーズの「タイム・トンネル」(6667年)にまさるものが出ていない。

 もう一つは、人工でなく自然の異変によって時間を移動させられてしまうタイム・スリップである。「ファイナル・カウントダウン」がその一例だが、もっと壮大な構想では「猿の惑星」シリーズの第三話「新・猿の惑星」(71年)がある。猿が支配する時代になった遠い未来の地球が最終爆弾で破壊される寸前、宇宙船で脱出した三匹の猿が、スリップして現代のアメリカに不時着してしまう、という発端からなかなか面白い。ぼくがこのシリーズで評価したいのは第一話とこの第三話である。


未知世界のトラヴェルは「地底探険」と「ミクロの決死圏」



 時間旅行のついでに地球での旅の代表作も挙げておこう。未知の領域への旅はSFでも最もポピュラーなジャンルで、いろいろな趣向のものがあるが、まず地球の内部への旅。
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