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双葉十三郎WORKS 8 ジャンル別代表作への招待(上)
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エンタメ
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歌いまくろうポップス!

『双葉十三郎WORKS 8 ジャンル別代表作への招待(上)』
[著]双葉十三郎 [発行]近代映画社


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 このところロレッタ・リンの半生を描いた「歌え!ロレッタ愛のために」(80年)、プレスリーの生涯をたどった「THIS IS ELVIS」(81年)、ロック歌手大集合の「ロックンロール」(73年)などが続々登場。そこでこの項はポピュラー・ミュージック映画の代表作をさぐってみよう。


プレスリーなら「ラスベガス万才」と「エルビス・オン・ステージ」



 初めにおことわりしておくが、ここで扱うのはいわゆるミュージカルではなく、ドラマの間に歌や演奏を挿入していくいわゆる〈歌もの〉のジャンルが中心である。このジャンルはトーキー時代の先駆となったアル・ジョルスンの「ジャズ・シンガー」(27年)にはじまった。先般公開されたニール・ダイヤモンド主演の「ジャズ・シンガー」(80年)がその現代化であることは御承知の通りだが、映画に関するかぎり、ジョルスンは草分け的な役割を果たしただけと言っていい。最も盛大に活躍したのはビング・クロスビーで、実に多くの歌入り映画に主演した。フランク・シナトラは第二次大戦中に映画に進出したが、作品はそれほど多くなく、意外と早くドラマ作品に重点を置くようになった。そこでビングに匹敵するのはエルヴィス・プレスリーということになる。

 エルヴィスといえば、カート・ラッセルが彼を演じた「ザ・シンガー」(79年)が記憶に新しいが、おなじ伝記なら「THIS IS ELVIS」のほうが、成長してからの彼の記録フィルムや出演映画の断片を編集したものなので実感がある。

 彼は三十本を超える映画に出演した。が、彼の姿を見せ歌をきかせるのが目的だから、他愛ないお話になるのは当然で、ついでに映画としての出来ばえもすこぶる他愛なく、なんとなく凡作、というのがほとんどだった。
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