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諸子百家の時代、本当は「何家」くらいあったのか?

『世界史の舞台裏』
[編]歴史の謎研究会 [発行]青春出版社


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 中国で「諸子百家(しょしひゃっか)」とよばれる人々が活躍したのは、春秋時代末期から戦国時代にかけてのこと。

 諸子百家の「諸子」は「たくさんの先生」のことで、「百家」は「さまざまな学説」のこと。じっさいの学説は、一〇〇をゆうに超えて、一八九にものぼったと伝えられている。当時の中国で、学問がいかに盛んだったかがわかるだろう。

 なぜ、争いが続く戦国時代に学問がさかんになったかというと、弱肉強食の激動の時代を生き残るには、なにより時流にかなったものの考え方をする必要があったからだ。

 戦国時代は、前四〇三年、周王朝時代の有力諸侯だった(しん)で下克上がおこり、(ちょう)()(かん)の三国が誕生したことに始まる。それ以降の中国は「王も諸侯も関係ない。強いものが権力をにぎるのだ!」という、まさしく戦国時代となり、「勝ち組・負け組」がはっきりするようになった。

 そんな時代を勝ち残るためには、能力のある人材を探しだし、組織を活性化しなければならない。従来のような血縁や身分を重視する人事では、他国に遅れをとってしまう。

 そこで諸侯は、出身や身分に関係なく、有能な人材を争って招くようになった。つまり、能力がありチャンスをつかめば、だれでも出世できるようになったのだ。

 こうして、諸子百家は中国の政治に大きな影響を与えるようになっていった。

 なかでも、東アジア世界に大きな影響を与えたのが、孔子(こうし)を中心とする「儒家(じゅか)」の思想である。

 また、(しん)の全国統一に大きな役割を果たした「法家(ほうか)」の影響もみのがせない。

 儒家が「徳」による統治を説いたのに対し、法家は「法」という強制力が国を発展させると主張した。秦が戦国時代を終わらせたことからも、その時代にもっとも効力を発揮したのは、この法家だったといっていい。

 このほか、無為自然を説いた「道家(どうか)」、博愛を説いた「墨家(ぼっか)」、戦術を説いた「兵家(へいか)」、陰陽五行説の「陰陽家(いんようか)」などもこの時代にあらわれた。まさに百家争鳴の時代だったのである。

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