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「イベント実務」がよくわかる本
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[27]入場制度

『「イベント実務」がよくわかる本』
[著]平野暁臣 [発行]イースト・プレス


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会期と公開時間、料金をどう設定するか


 入場制度とは、「会期」「公開時間」「入場券の種類と効力」「料金体系」「入退場の管理方法」など、入退場の条件と管理のシステムを総称したものです。


 会期と公開時間は、いうまでもなく集客条件や経営効率を左右する重要な要因であって、イベント経営にとって極めて大きな意味をもっています。とくに会期については、ごく初期の段階で決定しなければならないこと、しかも一度決めたらなかなか変更ができないことから、慎重な検討が求められます。


 また、一部の例外を除いて、イベントは物理的に限定された特定のエリアを会場として実施されますが、多くの場合、主催者はそのエリア内の管理責任を問われる立場となります。すなわち、原則として主催者は自らの管理エリア(=会場)内への立入りを管理・制御すべき立場であって、公開時間以外の立入りを規制したり、危険防止のために混雑時に入場制限を行ったり、といった措置を取ることは管理責任を負う者としての当然の責務です。言い換えれば、イベントが有料か無料かにかかわらず、主催者は「入退場の管理と制御のあり方」を考えておかなければならない、ということです。


 さらに、そのイベントが有料の場合には、よりシステマティックな対応が必要です。場内の有料エリアと無料エリア(もしくは会場外)を空間上明快に分離したうえで、入場資格を有する者(有料入場者、招待者、関係者など)だけを選別して場内に招き入れなければならないからで、「どこまでが無料でどこからを有料エリアとするのか」「有料エリアを無料エリアからどのようにして物理的に分離させるのか」「有料エリアへの入場者をどこでどのように選別・制御するのか」など、運営上重要な課題がまさに山積しています。


 しかも、入場管理システムの根幹となる(有料エリアと無料エリアを区分する)空間形式には、博覧会や展示会のように「ゲートを設けて一元管理する形式」から「個々に木戸銭を徴収する形式」までいくつかのバリエーションがあり、それぞれにメリット・デメリットがあるので、そのイベントにとって合理的な形式を見出すことからはじめなければなりません。

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