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日本人 数のしきたり
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雑学
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「八」「九」のしきたり

『日本人 数のしきたり』
[著]飯倉晴武 [発行]青春出版社


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『古事記』の中に「八百万(やおよろず)の神」「八岐大蛇(やまたのおろち)」「大八洲(おおやしま)」など、「八」にまつわる言葉をたくさん見つけることができるように、「八」は日本古来の聖数といえます。漢数字の「八」は末広がりの字体で、将来にわたって運勢が開けていくといわれるのも、「八」が縁起のよい数だからです。また、「八」は多数を意味する言葉としても使われます。「八百屋」が代表的な例で、「大江戸八百八町」や「大阪八百八橋」は、八百八の町や橋があるというわけではなく、たくさんの町や橋があるということです。
「九」は、中国の陰陽思想では陽(奇数)の究極数として崇高なものの象徴であり、無限の尊さを意味するものとされています。古代中国では中国全土を九つに分けて「九州」と呼んでいましたし、天を九つに分けて「九天」と呼びました。「九」は最高の徳を表す数でもあります。

 しかし、日本では「九」は「苦」につながるとして忌み嫌う人も多く、あまり尊い数という意識は持たれていないようです。

▼八幡様とはいったいどんな神様なのか


 八幡様は全国に四万社以上あるといわれる、日本で最もポピュラーな神社の一つです。しかし、八幡神社が祀っているのはどんな神様かと問われると、多くの人が首をひねってしまうのではないでしょうか。

 八幡様の「八幡」とは「やはた」とも読み、数多くの旗を意味します。つまり、何人もの神様をお祀りしている神社なのです。

 八幡様の主要な御祭神は、応神(おうじん)天皇、神功(じんぐう)皇后、比売大神(ひめのおおかみ)とされていますが、菩薩信仰とも結びつき、八幡大菩薩としても信仰されてきました。

 この八幡様の本家は大分県の宇佐八幡宮で、そこから京都の石清水八幡宮、鎌倉の鶴岡八幡宮へと伝わり、全国へ広がっていったといわれています。

 また、鎌倉幕府を開いた源頼朝の先祖・源義家が八幡太郎義家を名乗り、鶴岡八幡宮が源氏の氏神となったことからもわかるように、武家との結びつきが強く、武家の守護神、戦勝の神様としても尊崇を集めてきました。

 その一方で、地方に広まっていくにつれ、家内安全、交通安全、安産祈願、商売繁盛、学業成就とあらゆるお願い事を聞き入れてくれる神様になっていき、庶民に親しまれる神様になっていったようです。
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