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(2021/11/26 追記)

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お母ちゃんからもろた日本一の言葉
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エンタメ
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はじめに

『お母ちゃんからもろた日本一の言葉』
[著]コシノジュンコ [発行]イースト・プレス


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 大阪は岸和田の商店街。大胆な「だんじり祭り」で有名なこの地で、戦前から「コシノ洋装店」という店を切り盛りしてきたひとりの女性がいます。

 その名は小篠綾子──糸偏の綾子と、「一生を糸に関わる仕事で食べていけるように」という想いを込められて名付けられたその女性こそが、私のお母ちゃんです。

 お母ちゃんの人生はだんじりそのもの。
「ソーリャ、ソーリャ」という威勢のいいかけ声とともに、街路を急カーブだろうがなんだろうがだんじり(山車)は全速力で曲がっていく。街全体が興奮の渦に巻き込まれる。遠心力で人は吹っ飛ばされ、建物は壊れ、電柱は曲がる。でも「だんじりやから、しゃあない」と住民もこのときばかりは笑って許してくれます。

 お母ちゃんも92歳でその人生を終えるまで、全力疾走で駆け抜けました。全身全霊を傾けて働き、遊ぶ。曲がらないものを無理やり曲げ、ときにまわりの人々を振り回しながら、それでもみんなに愛され慕われて、この世を去っていきました。

 この本は、お母ちゃんがことあるごとに口にしていた言葉、日記に記されていた言葉をもとに編んでいます。

 お母ちゃんが残した力に満ちた(ときにぶっ飛んだ)言葉は、いまも私を励まし、叱り、そしてときにやさしく包んでくれます。そんなお母ちゃんの言葉を私なりに受けとめ、たくさんの人々に伝えたいと筆をとりました。

 激動の人生をめいっぱい生きたひとりの女性の言葉が、あなたの心にもどうか明るい光を灯してくれますように。
コシノジュンコ
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