読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-1
kiji
0
1
1050021
0
恋とセックスで幸せになる秘密
2
0
39
0
0
0
0
恋愛
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
3─1 自己肯定してない人は、恋愛の相手を使って「自分の心の穴」を埋めようとする。

『恋とセックスで幸せになる秘密』
[著]二村ヒトシ [画]山本直樹 [発行]イースト・プレス


読了目安時間:3分
この記事が役に立った
39
| |
文字サイズ


 好きになった相手と、つきあうことになったり一緒に住み始めたりすると、最初は、まるでパズルのピースが「自分の心の欠けている部分」にピタッとハマったような快感を覚えることがあります。
「この人こそが私の運命の人だ!」と感じることもあるでしょう。


 ところがしばらく時間がたつと、相手が自分のしてほしいことをしてくれなかったり、言ってくれなかったりして、だんだん不満や不安を感じるようになってくる。

 一人だった時より、もっと「さみしさ」がつのる。

 相手が自分から離れていく可能性を考えてしまったり。


 そうして二人の歯車が狂い始め、恋の終わりを迎えたとき、あなたは、
「やっぱり運命の人は、この人じゃなかった……」とか、
「彼の愛は冷めた。彼は変わってしまった」とか、
「私の何がいけなかったのだろう? 彼に尽くさなかったから? それとも尽くしすぎて、うっとうしがられたから?」

 などと、考えるかもしれません。


 でも、そうじゃないんです。


 恋が次第に息苦しくなっていくのは、相手の存在を使って「自分の心の欠けている部分」を埋めようとしているからなんです。

「え? 恋愛って、そういうものなんじゃないの?」
「彼の愛情で、心のすきまをふさいじゃ、いけないの?」

 と思う気持ちもわかりますが、ちょっと待って。



 自分の心のまんなか、あなた自身の中心に「ぽっかり、穴があいている」のをイメージしてみてください。

 あなたの「生きづらさ」や「さみしさ」、劣等感、不安、嫉妬、憎しみ、罪悪感といった、自分ではコントロールすることができない感情や考えが、その穴から湧いて出てきているのを想像してみてください。


 それが、あなたが埋めようとしている穴です。

「恋人ができれば、この『さみしさ』から解放されるんじゃないか」
「誰かが私を愛してくれれば、コンプレックスを意識しないですむのに」
「あの人と結ばれれば、私は『なりたい自分』になれるかも」

 心のどこかで、そう思いながら恋をしているとしたら、あなたは自分の心の穴を忘れたくて、恋の相手の存在を穴の中に詰めこもうとしているのです。

 でも、どんな相手であっても、現実に生きている一人の人間である以上、あなたの心の穴にピッタリはまって、ふさいでもらうのは不可能です。

 すきまが開いてしまうこともあるし、彼の存在が「あなたの穴」から、はみ出すことだってあるでしょう。


 恋愛することで「さみしさ」を感じなくなるのも、自分のネガティブな部分を忘れて「より良い自分」になれたと思えるのも、錯覚にすぎません。

 むしろ、心の穴を埋めるために恋愛をしていると、かならず「しっぺがえし」をくらいます。
「心の穴を埋める」ということは、自分が自分を肯定していないのをごまかして、苦しみを相手のせいにすることだからです。

心の穴を完璧に埋めてくれる相手は、どこにもいない。

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
39
残り:0文字/本文:1176文字
      この記事を収録している本
      レビューを書くレビューを書く

      今レビューすると30ポイントプレゼント! 今レビューすると15ポイントプレゼント! 犬耳書店で初めてのレビューはさらに30ポイント! ポイント詳細はこちら

      この本の目次