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日航機遺体収容 ―123便、事故処理の真相
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政治・社会
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最初の身元確認

『日航機遺体収容 ―123便、事故処理の真相』
[著]河村一男 [発行]イースト・プレス


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遺体搬送順調

 この日の活動は、ようやくはじまったヘリによる遺体搬出を中心に進んだ。

 第一便では、六包み六遺体が収容されている。

 前日は丸一日搬出できず、じりじりと待っていた遺族にとっても、救難関係者にとっても「やっとはじまったか」という思いであったろう。

 最初のヘリが飛び立って以降、次便の離陸のつど「何時何分、第何便離陸、収容何包み、遺体何体、部分遺体何体、累計何体」という無線報告が入ってくる。

 ちなみに、第二便九時五一分・五遺体、第三便九時五四分・四遺体、三部分遺体、第四便一〇時〇八分・五遺体、一部分遺体、第五便一〇時三〇分・七遺体で、以下この日の搬送は現場搬送元の記録(藤岡の検視班受け取り数でもあるが)で、二一便一二一包み一一一遺体一六三部分遺体とある。ラッシュ並みのピッチで、ギリギリまでの便数であった。

 
最初の身元確認

 搬送一番機が到着以後、次々と運び込まれてくる遺体の検視は、念入りにはじまった。

 午後早い段階で、最初の身元確認ができたとの報告が入る。

 東京居住の若い女性店員Aさんであった。

 決め手は、身につけたブランド物の装身具であった。検視に立ち会っていた身元確認班員が、死者の身につけているカルチェの腕時計、ピアス、ブレスレットの特徴が遺族から聴きとっていたものに似ているので、見てもらったところまちがいないということで確認になった。

 後で整理した手控えを見ると、〈〇〇時一〇分 夫カルチェの装身具と顔で確認、〇〇時五五分発表〉とメモしている。

 この方は、第一便で搬送され受理番号も一であった。確認も最初だったのは、遺族呼び込みの手がかりになる名前が発見できたためであろう。
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