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日航機遺体収容 ―123便、事故処理の真相
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政治・社会
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検視の特異さ

『日航機遺体収容 ―123便、事故処理の真相』
[著]河村一男 [発行]イースト・プレス


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初期の過重業務量

 遺体の詳細検視は、運び込まれた藤岡市体育館で部外者の目をシャットアウトして行った。

 丸一日空輸の目処が立たなかった前日の一三日は手待ち状態であったから、相当の準備と体制を整えて臨んだのだが、それでも当日分の作業が一段落したのは、翌午前三時を回っていた。

 そのような状態が続いた三日あまりは、遺族が未確認遺体に直接当たるのを介添えする余力がなく、確認できた遺体の引き取り遺族以外は、ただ待っているだけの状態が続いた。

 しかるべき説明をするのが望ましかったと反省されるが、あまりの多量業務を処理するのが精一杯で、そこまで手が及ばなかったのであった。

 
検視と検死の区別

 検視とは、変死またはその疑いのある死体に対する刑事訴訟法第二二九条に基づく純然たる司法手続きで、捜査機関の責任で行うものである。

 本来は検察官が行うものであるが、実務的にはほとんど司法警察員(警察官)が代行しているのが実状である。

 ここでその法的解釈をするのが目的ではないが、あのとき医師団の総括に当たった太田武史(おおたたけし)群馬県医師会副会長(故人)が「日航123便事故と医師会の活動」のなかに書かれたものが、検視の性格をよく表しているので、引用しておきたい。
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