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悲しき歌姫 藤圭子と宇多田ヒカルの宿痾
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エンタメ
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小さな家出

『悲しき歌姫 藤圭子と宇多田ヒカルの宿痾』
[著]大下英治 [発行]イースト・プレス


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 龍二は、純子売り出しのために、作戦を練っていた。
〈この子は存在そのものが、歌だ。この子のドキュメントが、そのまま歌になる。既成の歌手にない売り出し方をして、アッとおどろく仕掛けを考えるのだ……〉

 龍二は、純子を伴って、赤坂見附の『日本コロムビア』に出かけた。

 芸能プロダクション「芸映」の鈴木力専務の紹介によるものだった。

 龍二は、受付で、十七センチのレコード盤を差し出していった。
「このレコードをつくったディレクターに、会わせてください」

 歌い手は、小栗アキ。龍二は、じつは、その若いアレンジャー小谷充に注目していた。

 ディレクターが、龍二たちが待つ、一階のレッスン室に現れた。
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