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悲しき歌姫 藤圭子と宇多田ヒカルの宿痾
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エンタメ
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やり方が違うんだ

『悲しき歌姫 藤圭子と宇多田ヒカルの宿痾』
[著]大下英治 [発行]イースト・プレス


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〈おれは阿部純子に命を張っているんだ。谷川さんも、命を張ってくれてもいいじゃないか……〉

 龍二は、先輩作詞家の星野哲郎に電話を入れた。
「先生、いま、お時間いいですか」
「えっ、なに?
「ある歌い手を連れていきますから、聴いてほしいんです」
「うーん……」

 星野は、頼まれた仕事にちょうどとりかかった所だった。龍二の突然の申し出を、渋った。

 そんな星野の反応を察し、龍二は、細かく刻んだ。
「五分でいいですから」
「ううん、でもなあ」
「じゃ、三分でいいです」

 ついに星野は、断り切れなくなった。

 星野は、美空ひばりの『みだれ髪』、北島三郎の『兄弟仁義』、『風雪ながれ旅』、都はるみの『アンコ椿は恋の花』などのヒット曲の作詞をしていた。
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