エンタメ
お気に入りとは?
お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。
時代と添い寝した女
『悲しき歌姫 藤圭子と宇多田ヒカルの宿痾』
[著]大下英治
[発行]イースト・プレス
読了目安時間:3分
この記事が役に立った
1
南沙織、山口百恵や郷ひろみらをはじめとする有名歌手を次々と世に送り出した音楽プロデューサーである酒井政利が藤圭子と初めて会ったのは、藤のデビュー曲『新宿の女』が出た直後のことであった。
藤を世に出した作詞家の石坂まさをの鼻息は荒かった。
「とにかく、天才的な勘の持ち主なんだ」
その熱さとは対照的に、藤圭子は、顔色ひとつ変えなかった。
残り:935文字/本文:1102文字
この記事のサンプルはここまでです。続きは有料となります。
- 関連キーワード:
-