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悲しき歌姫 藤圭子と宇多田ヒカルの宿痾
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エンタメ
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命を削って歌う絶頂期

『悲しき歌姫 藤圭子と宇多田ヒカルの宿痾』
[著]大下英治 [発行]イースト・プレス


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『圭子の夢は夜ひらく』は、発売早々、アッという間にオリジナルコンフィデンスの第一位を突っ走った。『新宿の女』も、『女のブルース』や『圭子の夢は夜ひらく』に引っ張られ、三曲は、渦巻き効果を起こしていく。ついに、「演歌の星を背負った宿命の少女」が、大ブレイクしたのである。藤圭子現象といってもよかった。

 押し黙って、悲しそうに声をふりしぼる藤圭子の姿を見た家庭の主婦たちは、争ってファンレターを書いた。
「藤圭子さんを、うちの息子のお嫁さんにもらい、いままでの不幸を忘れさせてあげたい」

 ほんとの姿を「去勢」された虚像を演じつづける藤圭子の「ドキュメント・ストーリー」は、ほぼ完璧に大衆の感情の網目に浸透していったのである。
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