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悲しき歌姫 藤圭子と宇多田ヒカルの宿痾
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エンタメ
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遂げられなかったカムバック

『悲しき歌姫 藤圭子と宇多田ヒカルの宿痾』
[著]大下英治 [発行]イースト・プレス


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 藤圭子の怨歌も、しだいに「重すぎる」と受け止められるようになった。昭和五十年代に入るころには、売上も厳しくなった。

 突然の引退宣言からほぼ八カ月が過ぎたころ、音楽プロデューサーの酒井政利は、ニュージャパンプロダクションの藤原成郷から相談を受けた。藤原は、貿易、材木、不動産関係など十二の会社を経営する青年実業家であるが、芸能界ではズブの素人だった。

 藤原は腎臓を患っていて、人工透析を受けながら酒井に熱っぽく語った。
「藤圭子が復帰したいといっています。プロデュースをお願いできないでしょうか」

 復帰をめざして「藤圭子」を「藤圭似子」に改名するという。
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