読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-1
kiji
0
1
1052118
0
聖書が教える人間関係50の知恵 人生・ビジネスが10倍うまくいく「いちばん古くて、いちばん新しい」心理術
2
0
1
0
0
0
0
生き方・教養
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
1 嫌いな人でも好きになる

『聖書が教える人間関係50の知恵 人生・ビジネスが10倍うまくいく「いちばん古くて、いちばん新しい」心理術』
[著]内藤誼人 [発行]イースト・プレス


読了目安時間:3分
この記事が役に立った
1
| |
文字サイズ

しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。
──マタイによる福音書(ふくいんしょ)5章4445


 旧約聖書では「隣人を愛することが大切」だと教えられているが、イエスはさらにその愛の対象を広げた。隣人を愛することは当然であって、それ以上に、自分の敵をも愛さねばならないとしたのだ。
「嫌いなヤツは嫌いなんだから、好きになれるわけないじゃん」
「嫌いなヤツを好きになるなんて不可能だよ」

 読者のみなさんは、そう思うであろう。

 なるほど、たしかに嫌いな人間に対して、恋人に対して抱くような〈本気の愛情〉を感じるのは難しいかもしれない。

 では、そんなみなさんのために、だれでも簡単に実行できる作戦をひとつご教示しよう。

 その作戦は、こうだ。

 いきなり嫌いな人を、心から好きにならなくてもいい。けれども、せめて表面的には、そういう嫌悪を見せないようにするのである。そして、口先だけでもいいから、相手に好意を持っているようなことを言ってあげるのである。これでOK。

 たとえば、あなたが旦那(だんな)のお(しゅうとめ)さんがどうしても嫌いな女性だとする。

 このとき、心の中では嫌悪していても、少なくとも表面的にはにこやかに振る舞うのだ。そして、相手が喜びそうなことを、これでもかというくらいに言ってあげるのである。それも、毎日である。
「お義母(かあ)さんって、いつもお洒落(しゃれ)ですよね。今度、一緒に買い物につきあってください。私、あまり洋服選びのセンスがなくて……」
「お義母さんのような料理の味が出せるようになるには、私だとあと二〇年くらいかかっちゃいそう……」

 ことあるごとに、心にもないセリフを言ってあげるのである。

 心にもないことを口にするのは偽善者だと思うであろう。

 しかし、そうではない。不思議なことに、そういうことを口にしていると、相手に対する嫌悪感が薄れてきて、そのうちに相手に対する愛情を感じることもできるようになるのである。つまり、最初は偽善的だと思われるかもしれないが、そのうち、ホンモノの愛情を感じられるようになるのだ。

 スタンフォード大学のレオン・フェスティンガーの実験によると、退屈な仕事であっても、「ああ、おもしろい」とか、「なんて楽しい作業なんだ」とウソの言葉を並べ立てていると、本当にその作業におもしろさを感じていくのだという。私たちは、自分で口にしている通りの気持ちになっていくのだ。

 この心理学の原理を利用すると、たとえ嫌いな人がいても、「私は、あなたのような人がタイプなんだ」とか、「私は、あなたが大好きなんだ」と口にしていれば、そのうちに、その相手に対する愛情を感じることができるようになると期待できる。

 私などは、嫌いな人にこそ、相手が喜ぶようなことを言ってあげるようにしている。そうしたほうが、相手への嫌悪感をなくせるのだから、不思議だ。

 嫌いな人がいるからといって、他人に、「私は、あいつが嫌い」などと口にしているから、ますますその人物が嫌いになってしまうのである。どうせ口にするのなら、たとえ心にもないことでも、「私は、あの人が大好き」と口にしたほうがいいのだ。こうすれば、どんなに嫌いな相手にも愛情を感じることができるだろう。

聖書が教える心理術1
嫌いな人も「好き」と言っているうちに好きになれる。
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
1
残り:0文字/本文:1451文字
      この記事を収録している本
      レビューを書くレビューを書く

      今レビューすると30ポイントプレゼント! 今レビューすると15ポイントプレゼント! 犬耳書店で初めてのレビューはさらに30ポイント! ポイント詳細はこちら

      この本の目次