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田中角栄秘録
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政治・社会
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ケンカ太郎VS「軽量三役」

『田中角栄秘録』
[著]大下英治 [発行]イースト・プレス


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 昭和三六年七月中旬、田中は、前党三役の益谷秀次、福田赳夫、保利茂から、医師会との医療費をめぐる問題を未解決のまま受け継がされていた。日本医師会は、同会に属する七万人あまりの全国医師の九割がたの賛成を得て、政府自民党に脅しをかけていた。
「医療費値上げを認めなければ、健康保険の医者は、全部辞めてしまう」

 その期限は、八月一日と切られていた。あと、半月ばかりしかない。

 田中は、七月二四日、御茶の水の医師会館で、日本医師会会長武見太郎と渡り合った。田中は、武見に第一次池田内閣の厚生大臣中山マサのときに出した厚生省案を出した。

 僧を思わせるイガグリ頭の武見は、ぎょろ目を()いてその案を蹴った。
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