読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン

犬耳書店はRenta!へ統合いたします

(2021/9/29 UP)

犬耳書店は、姉妹店のRenta!(レンタ)へ統合いたします。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

0
-1
kiji
0
1
1052583
0
店長のためのやさしい《ドラッカー講座》
2
0
0
0
0
0
0
ビジネス
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
プロローグのまえに

『店長のためのやさしい《ドラッカー講座》』
[著]結城義晴 [発行]イースト・プレス


読了目安時間:3分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ

結城義晴



 小売業や外食・サービス業は、「人間産業」です。
「マンパワー産業」と呼んだり、「労働集約型産業」といったり、その呼び方は様々ではありますが、その中核に多数の「人間」がいる点では、他の産業を圧倒しています。一般に、「多数の人間集団」のことを「組織」と呼びますが、商品やサービスを提供する組織こそ、小売業・サービス業の本質なのです。

 

 一方、小売業や外食・サービス業には、そこからご利益(りやく)を得るお客様がいます。

 店はたった一人の顧客にサービスするわけではありません。すなわち小売業やサービス業のお客様も、ほとんどの場合、人間集団ということになります。

 商品やサービスを提供するのも人間集団ならば、それを受け取るのも人間集団。この二つの人間集団は、「店」という「場」で出会います。そして「店」をまとめて、この二つの集団の接点をつくるリーダーが「店長」です。

 私は「店長」こそ、小売業やサービス業の「要」であると、確信しています。

 

 どんなお店も、店長が代わると、業績が変わる。

 どんなお店も、店長次第で、お客さまの評価が違ってくる。

 不思議なことです。

 他の条件がいっさい変わらずとも、店長によって、大きく変化する。

 

 だから私は「店長」を応援したい。

 店長がみんな良くなれば、産業全体が良くなる。そう考えています。

 そしてこの私たちの願いに、あのピーター・ドラッカー先生が応えてくれています。

 その数多(あまた)の言葉を紐解(ひもと)くと、ドラッカー先生はまるで小売業やサービス業の組織リーダーたちだけに、言葉を投げかけてくれているようにさえ思われてきます。

 そう、「ドラッカーは小売り・サービス業の店長を応援している!」のです。

 二〇一一年三月十一日に、東日本大震災が起こりました。その被災地でも、多くの店長が大活躍しました。

 津波に襲われ、地域全体が水没する中、屋上に避難してきた住民五〇〇人をリードして、その命を救った店長。

 地震当日、余震の続く中で、商品を店頭の駐車場に持ち出して、適正な価格で売り続け、地域のライフラインを守った店長。

 またこうしたお店では、店長たちの活躍で、お店で働いていた人々のほとんどが生き残りました。店が安全な場所であることを証明したのも、店長たちでした。

 

 ドラッカー先生の教えを、店長や、店長を(こころざ)す人々向けに絞って紹介し、解説したのが本書です。

 ここにあるのは私個人の言葉ではありません。敬愛してやまないドラッカー先生の、励ましの言葉の数々です。

 この本を読んだ店長さんたちが、自らの仕事の意義を深く理解し、確認し、自らの能力開発と自己育成に(いそ)しみ、もっともっと「ドラッカー思想」に触れ、その考え方を()り所として職務に(のぞ)んでくれることを、願ってやみません。
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:0文字/本文:1170文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次