読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン

犬耳書店はRenta!へ統合いたします

(2021/11/26 追記)

犬耳書店の作品をRenta!に順次移行します。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

0
-1
kiji
0
1
1054773
0
「うつ」は食べ物が原因だった!
2
0
1
0
0
0
0
くらし
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
●心の変化は、脳の変化

『「うつ」は食べ物が原因だった!』
[著]溝口徹 [発行]青春出版社


読了目安時間:2分
この記事が役に立った
1
| |
文字サイズ


 心の動きや感情の起伏は、どのようなメカニズムで起きているか、考えたことがあるだろうか?
「うれしい、悲しいといった感情は、そのときの気分がつくっているのでは」
「落ち込んだり、心がふさいだりするのは、ストレスが原因」

 このように思っている人が多いのではないか。しかし心や感情は、脳がつくっているのである。

 脳には神経細胞が集まっていて、それぞれの細胞は固有の神経伝達物質によって情報伝達がおこなわれている。そのなかに感情や感覚を伝える神経細胞もあるのだ。

 感情や感覚の伝達を受け持っているのは、興奮系の神経細胞、抑制系の神経細胞、そして調整系の神経細胞だ。この3つの神経細胞のバランスによって、心はさまざまな状態になり、感情も湧き上がってくるのである。

 3つの神経細胞の関係は、昔懐かしいおもちゃ「やじろべえ」をイメージするとわかりやすいかもしれない。中央の支点で左右に伸びた重しを支え、微妙なバランスをとるおもちゃがやじろべえだが、興奮系の神経細胞と抑制系の神経細胞が左右の重し、支点に当たるのが調整系の神経細胞といえる。

 心や感情が安定している状態では、興奮系の神経細胞と抑制系の神経細胞、調整系の神経細胞から分泌(ぶんぴつ)される神経伝達物質が、それぞれ適量でバランスがとれている。やじろべえは左右どちらにも傾かず、水平を保った状態にあるわけだ。

 心が穏やかで気分がよく、光や風のそよぎも心地よく感じられ、食べるものはなんでもおいしい。身体の調子もよく、動きも軽い。

 そんな心身状態にあるとき、脳の神経伝達物質のバランスはもっとも調和しているといっていい。

 ところが、脳のなかで神経伝達物質のバランスが崩れると、心や感情に変化が起きる。悲しみに沈んだり、怒りが込み上げたり、不安が渦巻いたり、イライラが高じたり……ということになるわけだ。そうした心や感情の変化はすべて、脳内物質(神経伝達物質)の状態をそのまま反映しているのだ。

 うつ症状の治療に使われる薬も、脳内物質のバランスが心や感情をつくるということを前提にデザインされている。たとえば、抗うつ剤は、うつ状態をつくり出している脳内物質のバランスの崩れを整える、つまり、やる気を出す物質を脳内に増やすようにデザインされているのである。

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
1
残り:0文字/本文:946文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次