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渋沢栄一 逆境を生き抜く言葉
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生き方・教養
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第3章 生き方 ──「意味のある人生」を生きるには

『渋沢栄一 逆境を生き抜く言葉』
[著]渋沢栄一 [解説]池田光 [発行]イースト・プレス


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【人間に与えられた天命とは?】

元来、人がこの世に生まれてきた以上は、
自分のためのみならず、
必ず何か世のためになるべきことを()すの義務があるものと余は信ずる。
すなわち、人は生まれるとともに天の使命を()けておる。


◆自分の利益より社会の利益を優先した、渋沢の「大我の人生」


 人は、自分の意思で生まれたのではありません。直接的には父母のおかげで生まれてきました。しかしもっと深いところで、大きな意思がこの世に自分を誕生させたのではないでしょうか。渋沢は『青淵百話』のなかで、次のように言います。
「造物主なるものがあって、何事をか為さしむべき使命を与えて、己をこの世に現した」

 と。自分が生まれたのは造物主の意図によるものであり、天の使命を与えられて生まれてきたということです。

 にもかかわらず、天から与えられた使命を自覚せず、自分の人生を自分のためだけに生きるのでは、小我の人生で終わってしまいます。

 そうではなく、生まれてきた以上は、天から与えられた使命を自覚することです。そして、みずからの責任において、天の使命を果たしていくことです。渋沢は、世のために生きるという使命の自覚から、
「社会の事、公共の事にはできるだけの貢献をなし、その使命をまっとうしたい」(同前)

 と一身の利益をかえりみず、大我の生涯を送りました。

【天命にかなった生き方とは?】

人間の本分を尽して、
あくまでも自己の働きによって倒れるまで(つと)め、
それ以上は天命に()つべきである。


◆「自分の本分」を全うするのが、人間の天命である


 本分を尽くすというのは、天から与えられた使命を自覚して、これを倒れるまでやり尽くすということです。人力がおよぶかぎり、やって、やって、やり尽くすのです。

 では、そこまで力を尽くせば、あとは天がバトンタッチして、いい方向に導いてくれるのでしょうか。
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