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闇の支配者に握り潰された世界を救う技術<現代編>
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政治・社会
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この世界を操っている真の「黒幕」がいる

『闇の支配者に握り潰された世界を救う技術<現代編>』
[著]ベンジャミン・フルフォード [発行]イースト・プレス


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 世界を救う「夢の技術」がいかに封印されてきたか、ここまで紹介してきた。


 なかでも暗躍する勢力として、第1章ではビッグファーマを頂点とする医療業界、第2章では重化学工業を母体とした軍需関連企業、そして第3章ではDARPAを中心とした、軍事機密の国際ネットワークをとり上げてきた。


 ここで勘違いしてほしくないのは、これら企業や組織もまた、さらにその奥にいる「黒幕」のツールにすぎないという点だ。彼らは「表の部隊」。裏から指令を出している連中が存在している。


 これら企業や組織を「悪」と決めつけ、いますぐ解体したところで問題の解決にはならない。彼らを支配する「黒幕」の正体を突き止め、暴き出す必要があるのだ。


 もう少し説明したい。


 たしかに「世界を救う技術」が登場すれば、市場を独占し、ばく大な利益を享受してきた大企業は窮地に立たされるかもしれない。長い年月をかけて、せっかくつくり上げたビジネスモデルが崩壊する。その既得権益を手放すまいと、夢の革新技術を潰してきた──そう考えるのはたやすいし、そう思いこんでしまいやすい。


 ここでだまされてはならないのだ。


 たとえば、第1章で紹介した「老化」を治療する夢の技術、STAP細胞。たしかにこの技術が広まれば、これまで「老化」をビジネスにしてきた既存の医療業界は大損をするだろう。


 しかし、それは同時に大きなチャンスでもある。そう考える企業や研究者は少なくないはずなのだ。


 少し考えればすぐにわかる。もし、老化がなくなり、誰もが若さを保ったまま長寿を享受できる時代がきたとしよう。するとその瞬間、人間は次なる「欲望」を求める。


 そう、「人体の改造」を望むはずなのだ。


 多くの人は、これまで支払っていた医療費を「健康」のためではなく、「能力向上」に注ぎこむようになる。もっと頭がよくなりたい、足が速くなりたい、いやいや、おれは空を飛びたい、私は人魚になって何時間も水中で泳ぎたい……。


 人々は、それを既存の医療業界に求める。人体改造の技術と開発力を持っているのは、やはり、彼らしかいないからだ。


 医療業界はこれまで、持てる力と才能を「健康な人を病人にする」ことにしか使えなかった。そのリソースを、人類の可能性を広げる画期的なビジネスに注ぎこめるのだ。彼らだって喜ばないはずはあるまい。しかも、すごくもうかる。反対する理由などないのだ。


 立派な医者や、医薬品開発の最前線に立つ研究者になるために、彼らも学生時代から必死に猛勉強してきたはずだ。努力の励みにしてきたのは、きっと「人を救いたい」という善意だ。医者になってがっぽり稼ぎたい、ニセ薬をつくってぼろもうけしてやろう──そんな悪意で人は不断の努力などできない。


 そうして念願の地位を手に入れたにもかかわらず、「人殺し医療」の片棒を担がされる。医療関係者こそ、いまの医療システムのありようを一番、嘆いているのだ。『人殺し医療』をはじめ、現代医療を批判した拙著は、多くの医療関係者から「よくいってくれた」と好意的な意見をいただいているぐらいだ。


 医療業界が「悪」なのではない。


 (ゆが)んだ医療体制を築き、変革を邪魔する「黒幕」が悪なのである。医療関係者の多くは、知らず知らずのうちに利用されているにすぎない。しかし、現実に批判を浴びるのは、こうした善良な意思を持つ人たちなのだ。


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