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(2021/11/26 追記)

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宇宙のはじまり 多田将のすごい授業
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生き方・教養
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物質・反物質の対称性の破れを説明した小林・益川理論とは?

『宇宙のはじまり 多田将のすごい授業』
[著]多田将 [発行]イースト・プレス


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 そういうわけで、初期の宇宙は、物質10億+1個に対して、反物質は10億個という割合で構成されていました。10億分の1の不均衡があったのです。物質と反物質は、ペアで生まれ、ペアで消滅するので、不均一になるはずがないですよね。なぜこのようなことになったのでしょうか。


 その理由は、物質と反物質の性質、例えば寿命などが、完全に同じではなく、ごくわずかだけ異なっていたからだと考えられています。寿命というものも確率的で、一斉にその瞬間に亡くなるのではなく、いろんな時期に亡くなったそれぞれの場合の平均をとって寿命とするわけですから、なかには、カップルを作る前に恋愛も知らぬまま若い身空で亡くなってしまう人もいるわけで、物質と反物質との間に寿命の違いがある場合は、生まれたときはまったく同数であったとしても、さあカップルを作りましょうというときには、寿命の短いほう、例えば反物質のほうが数が少なくなっていて、結果、物質のほうが余ってしまうことも考えられるわけです。

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