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名家・名門の世界
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歴史
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第三章 日本の政界・財界を形づくった人々

『名家・名門の世界』
[著]インデックス編集部 [発行]イースト・プレス


読了目安時間:15分
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政治や経済を動かす人々の多くは、名門と呼ばれる家に出自を見出せる。彼らは、婚姻から家同士がつながることもあり、結果として大規模な名門一族ができあがる。とくに政治家はそれが顕著だ。意外なところに親戚関係が…そんな発見も楽しい。


岡山の大庄屋 犬養(いぬかい)

▼家紋:嘴合わせ三つ雁金
▼ジャンル:政界

◆犬養家 略系図


 第29代内閣総理大臣を務めた犬養毅(いぬかいつよし)は、備中(びっちゅう)賀陽郡(かやのこおり)(現在の岡山市)の大庄屋、犬養家に生まれた。

 犬養家の遠祖は、古代日本の皇族・吉備津彦命(きびつひこのみこと)にしたがっていた犬養健命(いぬかいたけるのみこと)とされる。そのいわれから、吉備津神社(岡山市)には強い崇敬の念があったようで、神池の畔には犬養の銅像が建ち、神社の社号標も彼の揮毫(きごう)だ。

 記者を経て、第1回衆議院議員総選挙(明治23年)で当選。以降、42年にわたって議席を守ってきた。しかし内閣総理大臣就任後、不穏なテロ事件が相次ぎ、彼自身も「五・一五事件」で海軍将校の凶弾に倒れた。

 孫に、エッセイストの安藤和津(あんどうかづ)がいる。また、元国連難民高等弁務官・緒方貞子(おがたさだこ)はひ孫である。

◆緒方貞子

 外交官の娘として生まれた緒方貞子は、幼少期をアメリカや中国、香港などで過ごしてきた。国際政治学者として、独立行政法人国際協力機構理事長、上智大学名誉教授。国連人権委員会日本政府代表、国連難民高等弁務官、アフガニスタン支援政府特別代表を歴任。こうした経歴や実績からとくに海外では名が知られており、数々の賞を受けている。



4代目を得た神奈川の名門 小泉(こいずみ)

▼家紋:丸に違い鷹の羽
▼ジャンル:政界

◆小泉家 略系図


 4代にわたる政治家の家系。政治家としての1代目は、武蔵(むさし)久良岐郡(くらきのこおり)(現在の横浜市)のとび職人・小泉又次郎(こいずみまたじろう)。記者などを経て衆議院議員となっている。小泉純也(じゅんや)はその娘婿だ。実家の事業失敗により働きに出た鹿児島出身の苦学生で、又次郎の娘・芳江(よしえ)と出会い、駆け落ちする。後に許され、小泉家に入った。ちなみに、許す条件は「代議士になること」で、純也は衆議院に椅子を確保している。

 その息子が、内閣総理大臣を3期務めた小泉純一郎(じゅんいちろう)である。彼の在任期間は1980日に及び、その長さは戦後の首相としては第3位。現在は政界を引退し、国際公共政策研究センターの顧問を務めている。なお、息子にタレントの孝太郎(こうたろう)と、後継となった政治家の進次郎(しんじろう)がいる。

◆小泉純一郎

 米国のブッシュ元大統領はじめ、小泉純一郎と親しくしていた首脳は多い。
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