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中国のマスゴミ ジャーナリズムの挫折と目覚め
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政治・社会
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記者のたかり体質 炭鉱事故「封口費」事件

『中国のマスゴミ ジャーナリズムの挫折と目覚め』
[著]福島香織 [発行]扶桑社


読了目安時間:11分
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 日系企業に中国メディア対策や効果的な記者会見のやり方を聞かれると、私はよくないとは知りつつ、「ポジティブな報道をしてほしい時は会見場を企業の会議室ではなく、ホテルの宴会場にして、軽食やコーヒーを用意し、プレスキットにはサンプル商品のほか、封筒に車代として100元~200元を入れておくのが常識みたいです」と答える。


 実際、私が北京に駐在していた時代に中国の企業や機関の記者会見に行けば、そのようになっていた。会見場にクッキーやコーヒーの一つも用意されていないと、中国人の記者たちはあからさまに不満な顔をし、そういう気の利かない記者会見には二度と来なくなる。


 中国人記者の感覚としては、企業の記者会見は宣伝と同じなのだから、広告費をもらってもいいくらい、だという。実際、プレスリリースを記事にする時は、「広告費」を要求する記者もいる。


 これはなぜかというと、記者の給料は基本給プラス原稿の種類と文字数の歩合制で、記者会見原稿や企業のプレスリリース原稿、識者インタビュー原稿は原稿料が低く設定されている。メディアによってはプレスリリース原稿など原稿料が広告と同じということで原稿料がつかないこともある。だから、わざわざ記者会見に行くメリットが用意されていないと時間と労力の無駄なのだ。

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