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中国のマスゴミ ジャーナリズムの挫折と目覚め
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政治・社会
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微博記者・トウ飛のインパクト

『中国のマスゴミ ジャーナリズムの挫折と目覚め』
[著]福島香織 [発行]扶桑社


読了目安時間:12分
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 今年1月、旧知の中国人記者たちと会って中国メディアの裏話などをいろいろ聞いていると、みな口ぐちに「鄧飛に会えよ、彼が今年のエース記者だからさ」と言う。水滸伝の英雄の名前を持つ彼は、香港に拠点をおく中国語圏向け衛星テレビ・鳳凰衛視(フェニックス・テレビ)が出資する時事週刊誌「鳳凰週刊」の北京本社のデスククラスの記者だ。


 だが少し前までは第一線の現場主義の記者で、社会の暗部をえぐるルポルタージュを連発し、読者からも同業者からも高い評価を得ていた。写真もなかなかうまくて鳳凰週刊の表紙を飾ったことがある。2008年に大手サイト「天涯社区」で「最も人気のあるメディア・記者」銅賞に選ばれた。そして、2010年度は「新浪微博新聞記者賞」に選ばれた“微博記者”の筆頭でもある。


成田空港籠城の活動家を支えたツイッター


「微博」については少し説明が必要だろう。140字以内の短いメッセージをつぶやくように発信するミニブログとして世界的に知られているのは「ツイッター(Twitter)」なのだが、中国の厳しいネット統制下でツイッターは国内プロバイダー経由のアクセスが禁止されている。


 厳しい言論統制を行っていた独裁政権チュニジアで「ジャスミン革命」が起き政権が崩壊した背景には、ツイッターなどインターネットのソーシャルネットワークによる市民蜂起の拡大があったと指摘されているように、ツイッターは「革命を起こす」「政権を転覆させる」と噂されるネットツールなのだ。

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