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子どもを伸ばす母親は「話し方」が違う!
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あいさつする子、しない子の違いとは

『子どもを伸ばす母親は「話し方」が違う!』
[著]福田健 [発行]扶桑社


読了目安時間:5分
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 子どもから、明るく元気のよい声で、

「こんにちは!!


 と、あいさつされると、なんともいえない(すが)(すが)しい気持ちになるものです。

〈いったい、どこの子だろう!?


 思わず、知りたくなります。


 大人は、子どもに接する時、純真でけがれのない様子を、期待しているからでしょうか。反対に、目が合っても無言、無表情な子を見かけると、いやな気分にさせられます。


 あいさつする子としない子、どこに違いがあるのでしょうか。


〈年齢による場合〉

①1~3歳ぐらいまで


 あいさつしないというより、人見知りをして、できないのがこの時期の子どもです。


 なかには、できたりできなかったりの子もいて、促しているお母さんもいます。促すのはよいにしても、強く促すと、緊張して、いっそうできなくなる子もいるので、この時期は、両親はじめ家族のみんなが、日々あいさつして手本を見せるのがなによりでしょう。


 アンケートにも、こんな声がありました。



 ■現在1歳8か月なので、まだまだだけど、この先、あいさつのできる子どもになってもらいたい。そのためには、親自身があいさつを心がけ、子どもにまねさせようと思う。


②幼稚園から小学校に進む頃まで


 活発な子、愛想のよい子どもなどは、明るくあいさつができるようになります。


 いつも親があいさつしていて、また、子どもがあいさつすると、大人から

「えらいわね」

「お利口ね」


 ほめられていくうちに、あいさつが身についてくるのです。


 ただ、小学校高学年になるにつれて、

「照れる」

「格好をつける」


 などで、わざと無愛想になる傾向が見られます。特に、母親と一緒の時、その傾向が強くなります。


〈性格による場合〉


 3~5歳、さらに小学校に入っても、あいさつしない子がいます。引っ込み思案だったり、極端に恥ずかしがり屋で、あいさつができない子どもです。


 かつて、近所にあいさつしない小学生がいました。5年生の男の子でした。近所の人が、

「こんにちは」


 と、声をかけても無言。その上、目をそらしてしまいます。声をかけた人は、知っている子だけに、

「なによ、あの子」


 余計に気分を悪くしていました。集団通学だったので、一緒に学校に行く6年生の子に、

「あいさつしろよ」

「なんであいさつしないんだよ」


 と、文句を言われたり、こづかれたりしていました。


 子どもがあいさつをしないことを、母親は全然知らなかったようです。自分の子があいさつしないために、いじめられていると聞いて、最初、信じられなかったらしく、私の家に駆け込んできました。

「ウチの子があいさつしないって、本当ですか」

「本当よ。前から私、気づいていたのよ。ただね」


 妻は次のように話したそうです。

「ウチの息子が言っていたけど、『あっちゃんがあいさつしないのは、恥ずかしがり屋だからだよ。礼儀を知らなくてしないんじゃない』って。私も、そう思いますよ」


 母親は、心底驚いたようでした。


 人見知りが強くて、あいさつできない子がいるのです。親はそのことをよく承知した上で、どうしたらよいか、考えるべきです。


「おはよう!」と子どもより先にあいさつする


 先の例で、母親はその晩、夫婦で話し合ったようです。その結果――。


 父親が草野球のコーチになって、男の子をその都度、連れていくようにしました。


 野球チームに入れ、みんなと一緒に、

「声を出してあいさつすること」


 を、覚えさせました。

「野球はチームワークがよくないと、強くなれない。チームワークはあいさつすることから始まる」


 なにしろ、わが子のあいさつがかかっているのですから、お父さんも気合が入ります。


 家でも、朝、子どもが起きてくると、

「おはよう」


 大きな声で、お父さんもお母さんもあいさつします。声が小さいと、

「もっと元気よくね」


 と、お母さんが注意します。家ではお母さん、外ではお父さんが、大きな声で元気よくあいさつするように励ましました。


 この話を、ずっとあとになって、妻から聞きました。子どものために、そこまでする夫婦を、

(すごい!)


 と、感心したものです。


 あいさつする子、しない子。いろいろ理由もあり、事情もあるでしょう。


 でも、最終的には、親の問題です。


 お母さん、あなたがまず、ちゃんとあいさつをすることです。


 先日、お店の人に、

「ありがとうございました」


 と、お礼を言っている7歳ぐらいの男の子がいました。お母さんも、同じように、お店の人に、ちゃんとあいさつしていました。


 駅前の不動産会社の社長は夕方、仕事を終えて帰るサラリーマンに、店の前に立って、声をかけていました。顔なじみの人は、立ち止まっておしゃべりをしたりしていました。会社を継いだ息子の二代目社長も親と同じように、店の前に立って挨拶をしているとのこと。あいさつも、親から子へと受け継がれていくのです。


あいさつできる子どもに

育てるために、

母親から

「おはよう」「ありがとう」の

あいさつを。

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