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日本猟奇・残酷事件簿
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ルポ・エッセイ
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小口末吉のサド・マゾ殺人

『日本猟奇・残酷事件簿』
[著]合田一道 [著] 犯罪史研究会 [発行]扶桑社


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苦痛楽症による自己破壊への道


 サディズムとマゾヒズムによる殺人、といわれてもすぐには理解できまい。相思相愛の二人が性的行為の延長線上において損傷を重ね重ねて、やがて死へと連なっていったのである。想像を絶する自己破滅への道といえる。

 大正六年(一九一七)三月二日午後五時ごろ、東京市下谷(したや)区の医師末弘順吾は同区龍泉寺町の大工宅に同居している大工職人、小口末吉(二九)から、
「妻が病臥(びょうが)しているので、()てほしい」

 と頼まれ、同室を訪れたところ、内妻の矢作(やはぎ)よね(二三)が全身に硫酸(りゅうさん)を浴びて焼けただれたうえ、手足の指を切断されて(うな)っていた。驚いた医師は応急措置を施すとともに、犯罪の疑いが濃厚と見て所轄の坂本警察署に届け出た。

 後に、よねの死体解剖に立ち会った東京帝大法医学教室の助手(当時)、古畑種基(ふるはたたねもと)の著書『今だから話そう』(中央公論社)には、つぎのように書かれている。
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