読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-2
kiji
0
0
1058319
0
日本猟奇・残酷事件簿
2
0
0
0
0
0
0
ルポ・エッセイ
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
“同棲中”の父親を思いあまって殺害

『日本猟奇・残酷事件簿』
[著]合田一道 [著] 犯罪史研究会 [発行]扶桑社


読了目安時間:9分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ

「尊属殺人は違憲」判決を導く


 こんなことが世のなかにあるのだろうか。父が実の娘を性の玩具(がんぐ)にし、逃げようとすると乱暴を加え、耐えられなくなった娘はついに凶行に及んだのである。事件の性格上、すべて仮名にした。

 昭和四十三年(一九六八)十月五日夜十時ごろ、栃木県大田原市に近い町に住む松岡和枝(二九)が、日ごろから親しくしている雑貨商宅を訪れ、
「いま、父親を(ひも)で絞め殺しました」

 と述べ、その場に崩れ落ちた。

 驚いた雑貨商が警察署に急報した。警察官が和枝の自宅に駆けつけると、植木職人の父隆吉(五二)が首を絞められ絶命していた。和枝は尊属殺人容疑で、その場で緊急逮捕された。

 尊属殺人罪は刑法第二百条により死刑または無期懲役刑と定められている。

 だが取り調べから、想像を絶する父と娘の関係が明らかになり、世間を驚愕(きょうがく)させた。この父娘(おやこ)は、長年にわたり夫婦同然の暮らしを続け、子供も三人いるという、常識では考えられない事実が浮かび上がってきたのである。
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:3738文字/本文:4179文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次