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希望の格闘技
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生き方・教養
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私の岐路

『希望の格闘技』
[著]中井祐樹 [発行]イースト・プレス


読了目安時間:2分
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 1999年1月のパンアメリカン柔術選手権。米国マイアミ開催は、後にも先にもこの年だけだ。


 私の茶帯時代最後となった競技会では、茶帯フェザー級大会2連覇が懸かっていた。


 だが、土日の2日間で行われるはずの大会が、なんと土曜日にすべての試合を行うという驚愕の変更があり、私はその進行の悪さに苛立っていた。


 ここで私は初戦、カゼカ・ムニエス選手(ブラジル)と当たり、想像以上に手こずり、アドバンテージ差で辛勝したが、その後準決勝で敗れ、3位に甘んじた。米国での、ただ一度の敗戦だった。


 その年の7月の世界柔術に照準を絞っていたため、眼中にないとばかりに相手を格下と決めつけた結果が、これだ。


 大反省であった。勘違いしちゃいけない。実力の伴わない(おご)りは、実を結ばない。試合は自分との闘いなのだ、と二十代最後の年にようやくわかった。


 以後、私はこう心に決めた。


 悪口、不平や文句は言わない。何かを変えるなら、自分から動く。


 人のせいにはしない。ある状況を生み出しているのは、社会の一員でもある自分にもその一因があると思うからだ。


 必然的、大転換。棄てるものがあるうちはいい。私はこの日から甘えを棄て去り、自分の試合にすべての責任を持つことを、強く意識するようになったのだ。


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