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あやしい求人広告、応募したらこうなった。 人気バイトの裏側「実体験」ルポ
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ルポ・エッセイ
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やる気ゼロの「法定研修」

『あやしい求人広告、応募したらこうなった。 人気バイトの裏側「実体験」ルポ』
[著]多田文明 [発行]イースト・プレス


読了目安時間:9分
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 研修は4日間で、9時から1830分までみっちり受けなければならない。丸一日、部屋に缶詰にされて講義を受けるなど、ここ数年記憶がない。私は陰鬱な気分で、朝8時50分に研修会場の部屋に入った。


 部屋の正面にはホワイトボード、中央には丸テーブルが置かれ、椅子が8脚ほど備わっている。すでに女性一人、男性一人が席に着いていた。もっと増えるのだろうと思っていたが、結局、あとから女性一人が遅刻して入ってきただけだった。


 最初に30分ほどの「警備における基本動作」と題されたビデオを見せられる。テレビ画面では、20人ほどの警備員の集団に対して、指導員らしき男性が基本動作を教えている。

「“気をつけ!”の姿勢とは、つまさきを45度に開き、まっすぐに手を伸ばす!」


 説明が終わると、号令がかかる。

「気をつけ!」


 警備員たちは、一斉に“気をつけ!”の姿勢を取る。

「次は“休め”の姿勢。手を後ろで組み、左足を20センチほど開く!」という説明がなされると、すぐに「休め!」の号令がかかった。


 次は、「半ば右向け右」の説明だ。

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